■名古屋公演を終えて■
7月10日は、まるで「真夏の夜の夢」だった。一瞬にかける情熱や、自由に踊っているようで非常なる緻密さ、また体力も、精神力も今迄に無い程、必要だった。出演者、関係者のだれもが、この詰め込んである密な一瞬にかけていた。
「善無為」というオリッサの僧の軌跡に思いを馳せる物語。
前半「モノクロ(黒、白、赤)」で人間の根底に巣食うもの、と後半「艶やかな色合い」で生命謳歌を表現した。それは、曼陀羅絵巻がくりひろがるように、それぞれのシーンが主張し、せめぎあった世界だった。
千種座での2回目公演にもかかわらず、ほぼ満席御礼。2回目の方々から、「前回よりも驚く程、迫力があって、とても良かった」、男性陣も多かったが「難しいパンフレットだったが、実際、見てみると、大変よくわかり楽しめた」など有り難い感想を頂いた。
支えて下さった観客の皆様、関係者、そしてstudioodissi名古屋支部長谷川氏には、多大なる御尽力を頂いた。感謝申し上げます。安延佳珠子
|
|
『古の響き〜曼陀羅絵巻』
7/25(日)甲府 桜座 open14:00 start14:30
前売¥4000、当日¥4500
odissi: Kazuko yasunobu
安延佳珠子インド舞踊スタジオ(妙子、すみか、晴美、裕子、侑、暁音)
oud :Yuji Tsunemi
tabla :UKO Segawa
stage maneger :Tetsuo Kayashima
ligting :Iino, Kayashima
sound:Yamamoto
story script/composition: Kazuko Yasunobu
|
好評価頂いた公演が、甲府で観劇できます。
7月25日(日)昼下がり公演!
物語風に進行してゆき、皆様のイマジネーションとともに、いにしえの世界へひとときご一緒に。 14:00開場、14:30開演〜16:00終演
会場:桜座 問055-233-2031
kohu@sakuraza.jp
前売:4000円 予約 studioodissi@nifty.com
|