【番組放送のご案内】
BSプレミアム『空海 至宝と人生』
NHK BSプレミアム
放送日時: 8月7日(日)19:30〜20:59 第一集 仏像革命
再放送8月21日(日)AM9:30〜10:59
8月8日(月)20:00〜21:29 第二集 名筆の誕生
再放送8月21日(日)AM11:00〜PM0:29
8月9日(火)20:00〜21:29 第三集 曼荼羅の宇宙
再放送8月21日(日)PM0:30〜1:59
今なお「お大師さん」として親しまれている弘法大師・空海。1200年前、唐より『密教』を請来し、以後の日本の文化と思想に大きな影響を与えてきました。この作品では空海ゆかりの仏像、書、曼荼羅など、至宝の美をたっぷりと紹介しながら、「仏像」「書」「曼荼羅」の三部に分けて空海の人生を辿っていきます。
第1集 仏像革命
空海が姿形から配置まで構想したという京都・東寺の「立体曼荼羅」。中でも一際目を引くのが“怒り”を露わにした明王たちです。空海はなぜそれまで日本には無かった「怒りの仏像」を取り入れたのか。その答えを求めて作家・夢枕獏が中国・西安を訪ねます。また現代の仏師・松本明慶と立体曼荼羅の制作過程を推理し、怒りの仏像誕生の物語を執筆、番組中でドラマ化されます。
第2集 名筆の誕生
平安時代の三筆に挙げられる空海。20代で書いた「聾瞽指帰(ろうこしいき)」から30代〜40代の「風信帖(ふうしんじょう)」、「真言七祖像」に添えた飛白体と呼ばれる奇怪な書、象形文字のような書体も現れる50代の書を紹介します。番組中では現代を代表する書家・石川九楊と岡本光平が、臨書を試みながら空海の想いと人生を読み解いていきます。
第3集 曼荼羅の宇宙
造形の宝庫である密教美術。その頂点は日本には空海が初めてもたらしたといわれる「両界曼荼羅図」です。曼荼羅に描かれた巨大な宇宙空間から数センチの仏の顔まで、高画質で微細にとらえ、曼荼羅のメッセージを解き明かしていきます。国際的に活躍する気鋭のダンサー森山開次が曼荼羅から得たパワーを新作のダンスにして表現します。
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